学資保険や個人年金保険は貯蓄の効果がある

お金を効率良く増やして蓄えるには投資も1つの考え方ですが、投資はお金を損するリスクがあり、確実にお金を蓄える手段とは言いにくいものです。

お金をコツコツ確実に蓄えるには、毎月一定額を積み立てる積み立て預貯金を利用するのが基本です。 しかし、預貯金の金利はゼロに極めて近く、お金を増やす効果はありません。

そこでリスクがなく、少しはお金が増える貯蓄の代替として目的に応じた保険に加入する方法もあります。 そうした目的別の保険としては、学資保険や個人年金保険などがその代表でしょう。

一般の人が、貯蓄が必要だと考えるのは、子供の将来の教育資金であったり、公的年金では不足気味の老後資金などが多いでしょう。 こうした貯蓄感覚で少しづつ支払いをし、その目的にお金が必要となった時、支払った金額プラスアルファーの保険金を受け取ると言うものです。

学資保険なら、金利に相当する戻り率が高く、保険を掛けている親が万が一死亡した場合には、その後の保険の掛け金が免除され、生命保険的な要素も付いています。 子供が生まれれば早い内に加入すれば、そこそこまとまったお金を、高校進学時と大学4年の5回に分割して保険金が支払われると言ったものです。

紙幣

積立預金感覚で貯蓄が出来る

厚生年金などで、年金で何とか生活できる見通しがあっても余裕がないのが一般的です。

この余裕分を少しでも確保するために、若い頃からコツコツと個人年金保険で蓄える方法もあります。 また60歳で定年退職となり、年金受給できる65歳までの期間の収入を確保する目的で個人年金保険を活用する事もできます。

通信費を節約したり、無駄な医療保険などを見直し、節約できたお金で、こうした貯蓄型の保険に加入してコツコツと蓄えるも賢い選択だと言えます。

貯蓄があれば、子供の大学受験などの際にお金を借りることをせずに済みます。